クリスマス工作は家にあるもので。思い立った日に作る飾りと安全の分担

急に予定が空くと、何をして過ごそうか迷いますよね。家にある物で始められるクリスマスの工作なら、出かける支度も要りません。

先に決めておきたいのは、何を使えるか、どこまで子どもに任せるか、どこを親が受け持つかの3つです。飾りを出す時期や準備の段取りは、クリスマス準備はいつから?段取りと予算の目安・ケーキ予約の期限が参考になります。

作れる工作と、買うもの・向かない人

思い立った日に始めるなら、材料を取り寄せなくても作れる工作に絞るのが楽です。

次の4つは、家にある紙・毛糸・空き箱・紙皿で作れて、買い足す物が少なくて済む飾りに絞りました。「買うもの」は、家に無いときだけ買い足せば足ります。

工作 使う物 買い足すなら 向かない人・注意
紙の輪つなぎ飾り 折り紙、のり(またはテープ)、はさみ 折り紙 細かい作業が続くので、集中が切れやすい場面には向かない
紙皿のリース 紙皿、折り紙や画用紙、のり、毛糸やリボン 紙皿、リボン ふちが切れた紙皿は手を切ることがある。乾くまで置く場所が要る
トイレットペーパーの芯のツリー 芯、毛糸、折り紙、のり 毛糸 芯をつぶして切る工程は親が受け持つ。毛糸を巻く作業は根気が要る
折り紙のちぎり絵ツリー 画用紙、折り紙、のり 画用紙 紙の小片が出る。口に入れる年齢の子どもがいるときは、小片を親が管理する

材料の値段は、店や時期によって変わります。買い足す物は売り場の値札で見て、買う前に上限を決めます。作る数を増やすほど、買い足す材料も増えます。

ビーズやスパンコール、ボタン電池入りの光る飾りは、この表の工作には入れていません。使うなら、親が管理する物として扱います。

家にあるもので代用できるものの早見表

買い物に出る前に家を見回すと、意外と足りることがあります。台所や引き出しを見ておくだけで、足りない物がはっきりします。

家にあるもの 作れる工作 足りなければ買うもの 代用で変わること
トイレットペーパーの芯 芯のツリー、芯のリース 毛糸 芯の太さで、できあがりの大きさが変わる
折り紙・包装紙・チラシ 輪つなぎ、ちぎり絵 のり 包装紙やチラシは厚みがあり、輪が作りにくいことがある
毛糸の端切れ ツリーの巻きつけ、リースの飾り 色の足りない毛糸 色が足りないときは、ほかの色を混ぜて使う
紙皿・紙コップ リース、ツリーの土台 紙皿 使い捨ての紙皿は水分に弱く、のりをつけすぎると波打つ
空き箱・段ボール ツリーの土台、飾りの台 特になし 厚いので切る工程は親が受け持つ。切り口で手を切らないよう注意が要る

代用すると、強度や見た目が変わる点もあります。仕上がりが少し違っても、その日に作った飾りとして楽しめば十分です。

準備から片づけまでの時間の目安

思い立って始めると、作り終えたあとの片づけまで気が回らないものです。飾りづくりで意外と時間がかかるのは、作る時間より、準備と片づけです。

時間は、工作の種類や子どもの様子で大きく変わります。そこで、工程ごとの「時間がどこでかかるか」を表にしました。

工程 内容 時間がかかるところ
準備 家にある材料を並べる。机に紙を敷く。小さな部品を別にしまう 材料探し。先に一か所に集めると進めやすい
作る 切る、貼る、巻く 親が受け持つ工程は、先に済ませておくと待たせずに済む
乾かす のりやボンドが乾くまで置く 待ち時間がある。のりの量が多いほど長引く
飾る 置く場所や吊るす場所を決める 子どもの手が届く高さか、小さな部品が外れないかを見る
片づける 切りくず、のり、はさみをもとの場所に戻す 紙の小片は、床や机の下に落ちていないか見る

乾かす間は、道具を洗う、床の切りくずを拾う、といった片づけを進めると、終わりが早くなります。

年齢ごとにできることと、親が受け持つところ

子どもにどこまで任せてよいか、迷うことも多いと思います。手先の動きは、同じ年齢でも個人差が大きいので、年齢はあくまで目安として見てください。

次の表は、安全のために親が受け持つことを軸にしています。何歳から何ができるという決めつけではなく、様子を見ながら任せる工程を選びます。

年齢の目安 できること 親が受け持つこと 向かない工作
0〜2歳 親の作業を見る。できあがった飾りを見る すべての工程。小さな部品や紙の小片を口に入れさせない ビーズ、ボタン電池入りの光る飾り、小さな部品を使う工作
3〜5歳 親が決めた工程のうち、のりで貼る、毛糸を巻くなど はさみ、針金を使う工程。小さな部品の管理 針金や、とがった物を使う工作
小学生 親と相談して、任せる工程を増やす 針金・刃物の工程。使うときは近くで見ておく 針金や刃物を、親の目の届かない所で使う工作

0〜2歳向けの工作には、口に入る大きさの部品を入れないのが基本です。3歳児の口は直径約4cmで、これより小さい物は誤飲のおそれがあります(消費者庁)。

年上の子どものおもちゃや工作の材料に小さな部品が含まれていることもあります。年下の子どもの手の届かない所へしまってください(こども家庭庁)。工作の間は、目を離さないようにしましょう。

誤飲・はさみ・針金で気をつけること

飾りづくりは楽しい時間ですが、材料に小さな部品が混ざっていないか心配になりますよね。誤飲の詳しい説明はクリスマス準備はいつから?の「誤飲に注意:口に入る大きさは約4cm」の節にまとめてあるので、ここでは工作に関わる点だけ書きます。

作り始める前に、工作に使う材料に小さな部品が混ざっていないか見ておきましょう。

今日からできること:思い立った日の段取り

「今日は何をしようか」と迷ったら、このリストを上から順に進めてみてください。

  • 家にある紙、毛糸、空き箱、紙皿を机に並べる
  • 足りない物と、買い足しの上限を決める
  • 買い足す物は、売り場の値札で見てから選ぶ
  • 小さな部品を別の場所にしまう
  • はさみ、針金を使う工程を、親が受け持つと決める
  • 作る
  • 飾る場所と、片づける場所を決める

出典と確認日

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